EC-CUBEカスタマイズ実績：レポート機能強化｜日別・商品別・顧客別・広告経路別など条件別レポート機能を構築

ECの売上を把握する手段は様々です。EC自体にも売上速報のような数字は見れますが、あまり重視されていないのではないでしょうか。リアル店舗も構えている場合、POSレジ・売上管理システムとの連携も考慮する必要があります。ASPの場合は連携手段が限定される場合もあるので、自由度の点からカスタマイズという選択もございます。

ここでは各種レポート機能のカスタマイズ実例をご紹介します。

日別レポート

その名の通り、日別に売上が確認できます。特別の事情がない限り、一定の販売状況となるはずです。仮にある一日の売上が異なる場合は、何かしらの原因が考えられます。日々売上状況を確認するためにも必須のレポートとなります。

商品別レポート

商品やカテゴリ別に売上が確認できます。プロモーションに力を入れるべき商品を判断するためにも当然把握すべきレポートとなります。

顧客別、会員ランク別レポート

BtoBの場合は取引先ごとの売上状況の確認ができます。BtoCの場合は会員ランク別に把握できます。売上データをCSVダウンロードして編集することも可能ですが、EC自体で把握できた方が効率が良いです。

時間帯別レポート

1日における時間帯別の売上状況が確認できます。御社ECのピークタイムやアイドルタイムが把握できます。また、いつもと異なる売上状況が発生した時も把握しやすくなります。

広告経路別レポート

インターネット広告を展開している場合、どの広告媒体が売上に繋がっているのかの把握は重要です。代理店からのレポートでも把握できるのですが、広告媒体が提供している数字は広告ツールで測定しているので実際のECの数字と一致していないこともあります。なのでEC側でも測定しておいた方が数字の差異を把握できます。

この広告経路別レポートは広告媒体との連携が必要です。詳細は割愛しますが、EC側は会員情報と連動できるので、広告媒体が提供するツールよりも確実なクロスデバイスでのコンバージョンが追えます。

また、定期購入のように継続性がある物を提供している場合、広告経路別レポートと組み合わせることも可能です。1CVで総売上がどのくらいかも把握できます。

広告経路別レポートをEC側で用意することは代理店のレポート提出を待つことなく、いつでも状況が確認できます。広告効果を自社基準で判断できるのは強みと言えます。

定期購入レポート

定期購入のみに特化したレポートも提供可能です。定期購入のみの過去の実績を掲載することはもちろん、未来の数字について予測することもできます。例えば今後6ヶ月間の定期購入の売り上げ見込みを出したり、必要な商品数を出したり、といったものです。在庫切れが発生しそうな商品を提供している場合、未来に必要な商品数の把握は重要だったりします。

メールマガジンとの連携

ECカスタマイズの利点としてメールマガジンとレポートを連動が可能なことです。メールマガジンは販売促進で実施するものなので、効果測定をしないと良い悪いの判断がつきません。

ECのASPを利用しているけれどもメールマガジン機能に売上レポートがないという場合、メール配信ASPを利用している場合は閲覧するやクリック率やわかるかもしれませんが、売上にどう影響があったのかはわかりません。メールマガジンの運営は数字に基づいて行うべきと考えますので売上レポートは必須の機能と言えます。

ステップメールとの連携

前述のメールマガジン同様、ステップメールの売上レポートも提供可能です。ステップメールは上手く導入できれば何もせずに売上アップに効果があります。ステップメールのストーリーが効果的かどうか、改善効果が問題なかったのかを判断するためにも売上レポート機能は必須となります。

売上レポートのCSVダウンロードも可能

上記レポート機能は一例ですのでこれ以外にも御社のご要望に従ってレポート構築が可能です。また、CSVダウンロード機能も実装できるので、別システムとの連携も可能です。

以上のようにECのカスタマイズはEC自体に備わっていない機能を追加できたり、提供していてもより良い情報を用意できます。あるものをただ使うのではなく、ECの売上アップのためにも機能追加が可能なECを構築する方が良いのではないでしょうか。「こんなことをやってみたい」というようなご要望がありましたらまずはお問い合わせいただけますでしょうか。意外と実現可能だったりしますので。