コンテンツSEOとは|良質なコンテンツは継続から生まれる

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コンテンツSEOとは

コンテンツSEOとはWebコンテンツを集客の起点とすることです。 SEOとつくことからわかる通り一番狙うべき集客経路は自然検索です。集客経路がSNSだとしても「コンテンツが一番だから取り組み方は一緒だろう」と思うかもしれませんが、厳密に言うと異なります。

  • 集客経路がSEO:「タイトル」「文字の分量」「コンテンツ内容の構成/Google向け」「リンク」「キーワード選定」
  • 集客経路がSNS:「タイトル」「サムネイル画像」「コンテンツ内容/ユーザー向け」「シェア」

集客経路がSEOの場合、必ずタイトルにキーワードを含めるべきです。含めない理由はありません。SNSの場合はキャッチーな方が良いのでキーワードを含めないという戦略も考えられます。また、SEO狙いの場合は説明のために文字の分量を割くケースも起こり得ますが、SNSなら読み手だけを考えれば良いので必ずしも必要ありません。

あと、SEOの場合は重複コンテンツ問題があるので、同一テーマ(キーワード)の記事を量産してもSEOでの集客には役立ちません。対して集客をSNSしか考えないのなら重複コンテンツは気にする必要がありません。SEO戦略では既存コンテンツとのカニバリゼーション(共食い)は絶対に意識すべき点なので結構大変ではあります。そして、弊社はこの大変さこそが重要と考えています。コンテンツは作ることがなくなってからがスタートであると思うからです(後述)。

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では「良質」とは定義付けができるのか?

さて以上は前置きとなりますが、コンテンツSEOをする上で必ず語られることがその品質問題です。Googleはウェブマスター向け公式ブログで以下記事を公開しています。

▼良質なサイトを作るためのアドバイス
https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html

上記ページにはGoogleが考える良質なサイトの定義が記載されています。2012年の記事なので今から5年半前の記事です。ずっとGoogleは言い続けています。Googleのアルゴリズムは常に改善し続けています。それでもWebページの品質問題は常に語られています。そのくらい良質の定義付けは難しいと言えます。

Googleの目指す「良質」は多くの人が利用する検索エンジンにおけるものなので、公式ブログを読めば読むほどコンテンツが作りづらくなります。だからここでは弊社が考える「良質」を定義付けしてみようと考えています。

「良質」は「継続」から生まれる

「良質」なコンテンツとなるためには「コンテンツを量産」することです。どの世界でも一夜で結果が出るわけではありません。仕事が営業職でしたらまず行動しないことにはその後には繋がりません。デザイナー職なら制作実績の量が少ない状況では信頼は獲得できません。コンテンツ量はコンテンツの質を語る上で大切であると考えます。

コンテンツ量が増えてくるとほぼ高い確率でアクセス数が増えます。多くの人が目にするようになるとコンテンツが「良質」か「低品質」か判断されます。「低品質」なコンテンツのサイトは淘汰されます。過去に低品質が問題で閉鎖となったサイトはあります。「低品質」なサイトは「継続」ができません。弊社が考える「良質」の定義とは「継続」です。

ジャンプアップ

コンテンツSEOの手順

改めてコンテンツSEOを行う上で流れを再確認しましょう。

[コンテンツSEOの流れ]
①テーマ選定
②ターゲットキーワード選定
③コンテンツ記事の草案(見出し・概要)
④コンテンツ作成

②が重複するとコンテンツSEOの結果が期待できません。①〜④を繰り返し行うのですが、煮詰まった時は時間を空けるか外部の声を聞いてみると良いです。また、新しいサーチコンソールの検索パフォーマンスを見るとキーワード案に役立ちます。使い方はこちらをご覧ください。

検索パフォーマンス

▼検索パフォーマンス
https://www.web-ma.co.jp/search-console/performance.html

日下誠彦
執筆者:日下誠彦
株式会社エフティスマイル代表取締役。上場企業でのSEO・SEMの実績多数。現在は企業のSEO・インターネット広告におけるコンサル業務、及び自社サービスのSEO・SEM戦略を行っている。

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