HTML5とSEO分析、検索順位が上がるのは本当か?

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HTML5だからSEOに強い、順位が上がる訳ではないという話はよく耳にします。
確かにHTML言語の種類とコンテンツの中身は別物です。
なので「HTML5だから良い」「HTML4だからダメ」「XHTMLはダメなのか」とはならないでしょう。
しかし、本当にそうなのでしょうか?

個人の主観ではありますが、HTML5の方が順位アップに繋がる印象があります。
そう感じるポイントをいくつか考えてみました。

HTMLタグの種類が豊富である

今時TABLEコーディングをされる方はほぼいないと思います。そんな時代があったことすら知らない方もいることでしょう。10年くらい前では制作物の納品がTABLEベースのものもありました。懐かしい話です。

しかしいくらレイアウトをCSSで装飾していても、ほとんどが見出しタグと

タグで囲んでいる、またはほぼ<div>タグだらけというウェブページも存在します。そういうコーディングの場合、HTML5の意味を感じません。HTML5はHTML4よりもタグの種類が増えました。今までは<div>で囲んでいた箇所を他のタグが選択できます。コンテンツの内容に応じてHTMLタグを使い分けるからこそHTML5は活きます。内容の意味付けをHTMLタグで明示するからこそ、検索エンジンクローラーは解析しやすくなります。

例えば以下はHTML5から追加されたタグですが、これらを使い分けることでSEOの結果に影響するという感覚はあります。

<section> …… 一つのセクションであることを示す
<nav> …… ナビゲーションであることを示す
<article> …… 記事であることを示す
<aside> …… 余談・補足情報のセクションであることを示す
<header> ……ヘッダであることを示す
<footer> …… フッタであることを示す
<figure> …… 図表であることを示す

▼HTML5リファレンス
http://www.htmq.com/html5/

HTMLコードの記述量が減る

現状はモバイル検索の範囲内だけですが、Googleはウェブページの読み込み時間をアルゴリズムに取り入れています。そして読み込み時間の測定ツールとしてPageSpeed Insightsを提供しています。PageSpeed Insightsではチェックルールに基づき表示の遅延に繋がる部分を指摘してくれますが、その中の一つに「HTML を縮小する」という項目があります。ここでは単純にHTMLソース上で不要な記述があるかどうかをチェックします。不要な記述とは、例えばコメント文やインデントなどです。改行なしまでは求めていませんが、改行コードも削除するとHTML縮小に繫がります。とにかくHTMLを縮小するには余計な記述や空白をなくすしかありません。

コメント文やインデントの削除だけならHTML5とは関係ありませんが、HTML4(XHTML)よりもHTML5の方がHTMLを縮小できます。タグのマークアップ方法が変わったからです。

<script type="text/javascript" src="sample.js"></script>

例えばJavaScriptの記述方法はHTML4では上記のように記述していました。

<script src="sample.js"></script>

これがHTML5では簡素化しました。また内の記述も簡素化しました。HTML5の方が明らかにHTMLが縮小できます。この点からもHTML5の方がSEOに強いと感じます。

▼PageSpeed Insightsで100点を取る方法
https://www.web-ma.co.jp/column/crawlability/98.html

以上が自分が感じる2つのポイントです。しかし、単に「HTML5だから」ということではなく、マークアップの仕方・コーディング方法も加わっての話です。HTMLで強調するよりもいかに強調しないかという観点が大事だなあと感じています。

日下誠彦
執筆者:
株式会社エフティスマイル代表取締役。上場企業でのSEO・SEMの実績多数。現在は企業のSEO・インターネット広告におけるコンサル業務、及び自社サービスのSEO・SEM戦略を行っている。

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